はじめてのお通夜
2019年11月11日
葬儀の際にも美しく見えるように、故人が亡くなると納棺を行い前には、死に化粧を行うのが一般的です。エンゼルケアとも呼ばれることであり、遺族が行うこともありますが現代では、葬儀社や納棺師に依頼をすることのほうが多くなっています。
医療機関で亡くなった場合は看護師が担当をすることもありますが、体外のケアまで含むことが多いです。穏やかでナチュラルな表情で葬儀を迎えて最後まで綺麗でいるように、エンゼルケアは遺体の処置全般のケアをします。
生前まだ故人が元気で生きていたときのような状態に、少しでも近づける方法でもあり、その容姿になることで遺族の心にもけじめがつくのも大きな要素です。家族の死はなかなか受け入れられることではないですが、きちんとした容姿に整えることで、死という現実を受け入れる覚悟ができます。
美しい最後にするためだけではなく、遺族たちの心を整理させるためにも重要な頃です。すでに遺体は生きている機能が無くなっていますので、刺激を最低限にして注意をしながら行う必要があります。着替えも済ませてから行うのが化粧や髪を整えることであり、肌がこわばるようなら乳液を使い柔らかくするなど、プロに任せることで死に化粧もスムーズです。
