はじめてのお通夜
2019年10月29日
告別式については葬儀の中において主だった儀式ですが、告別式が完結し火葬も完了させると、それから後で食事をするのが通例です。ご飯を食べるというからには、表面上、親睦会のようにも見えることになります。しかしながら、故人を弔う目的で執り行われる告別式の後に実行するため、常日頃のとても楽しい料理とはまた異なった意味合いがあるのが告別式後の料理です。
この理由によって、常日頃の料理に対比させてみるとしめやかに実施したり守るべき固有のエチケットがあります。告別式no後に実施される食事については、精進落としといいます。精進落としという形で出す料理に関しては、ずっと昔から細々とした取り決めがあります。
何より無難なのは、煮物並びに季節で旬のものを活用する料理になります。それに加えて人数も先だって決定されているケースも多くあるので、一人一人にお膳で出します。それに対し厳禁と言われているのが、海老や鯛など幸せな意味合いを持つ料理になります。
つまり故人をしのびつつご飯を食べる意味合いが薄れてしまうからです。しかしながら料理屋やホテルなどに於いて精進落としに取り組む場合は、あらかじめ従業員に対して精進落としの席であることを伝達するとうまくいくでしょう。
従業員側も精進落としに特化したコース料理を出してくれます。
