はじめてのお通夜

2019年05月24日

お通夜の在り方と参列の意味に関して

葬儀・告別式も大切ですが、それと同じように大切なのがお通夜だと言われています。故人と過ごすことの出来る最後の夜となりますし、ゆかりのある方が多く訪れてくれるはずです。参列者が帰った後は、家族や親類だけで過ごすことになります。

ここで重要になるのが、夜を通してお線香をつけておくことです。近年は24時間つけておくことの出来るお線香がありますし、翌日に備えて眠っておくのがベストです。気持ちは張っているのが当たり前ですが、休息をしっかりと摂るようにしておいて下さい。

お通夜の流れや作法は、宗派によって少しずつ違っています。所作の理由もそれぞれありますし、分からないことは葬儀社のスタッフに聞くと良いのではないでしょうか。一番ダメなのは、分からない状態で進行してしまうことです。

故人が浮かばれませんし、何代も語り継がれるような恥となってしまいます。葬儀・告別式の考えや在り方は、地方によって違っているのが当たり前です。批判や悪口を言うのではなく、静かに手を合わせることが重要ではないでしょうか。やがては皆が死を迎えますし、その時に感謝の気持ちが沸き上がるはずです。素直な気持ちが、良いお葬式を作り上げる要因です。

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