はじめてのお通夜

2018年10月12日

通夜ぶるまいとお供えのマナーを知っておこう

葬儀に参列した後は通夜ぶるまいや、火葬後の精進落としなどの会食が行われます。会食が行われるのは遺族や親族が故人と最後の場を過ごして供養することと、弔問に参加してくれた人のお礼といった意味があります。以前は通夜ぶるまいでは精進料理が出されることが多かったですが、現在では気軽に食べられるような料理が出されることが多いです。

地方によって細かい違いがあり、お茶のみの場合や軽食があるなど様々です。神式の場合でも直会という通夜ぶるまいが行われるのが特徴で、簡単な食事の場が用意されます。精進落としは以前は四十九日の忌明けに実施されていましたが現在は故人が生前お世話になった人や、僧侶をねぎらう意味が強くなっています。

通夜ぶるまいに出席する場合は故人と関係がない話をしたり、故人の死因といったプライバシーに関わるような話題は避けましょう。遺族は葬儀で疲れているので、励ましの言葉をかける際も時間をとらせないように配慮するのがポイントになります。また、葬儀の際のお供えものですが、置くスペースがないこともあるので喪家に連絡をして確認するのが大事です。そして、案内状や連絡で辞退することが記載されている場合は、贈らないのがマナーです。

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