2018年06月18日
親族が同じ位の時期に2人亡くなった場合、別々に葬儀を行うことも出来ますが、合同で行うことももちろん可能です。その際、葬儀の費用は2人分だから1人分の倍額になると言う訳ではありません。確かに遺影や棺は2人分必要ですが、祭壇は1つ、さらに会場も別々に設ける必要が無いからです。
ただ、故人の生前の様子によっても関係してくる人の人数が変わる為、受付は別になると言うことも多々あります。だから、1人の葬儀の時に比べると会場を広くする必要が出てくる為、その分の費用は少し高くなります。さらに棺や遺影等は2人分用意しなければならない為、1人分の時の倍額となります。
ただ葬儀の際に費用の大部分を占める祭壇は1つ用意すれば良いので、2人だからと言って倍額になる訳ではありません。また式の司会進行をプロに依頼することになりますが、その費用自体は1人の人で司会進行が出来るので、1人分の時と同じです。
返礼品自体は確かに故人が2人と言うことで集まってくださる人も増える可能性もあるので、1人分よりは高くなりますが、倍額になるかは故人の生前の付き合いによっても変わります。したがって、葬儀を合同で行う場合、葬儀の費用自体は1人分の時の倍額と言うことになるのではなく、1人分よりも少し高くなるというのが一般的です。