昨今では葬式を一切望まず、火葬場へ直接運搬し、その場で焼いて済ますだけの直葬という形を取る人も増えてきました。個人の遺言で葬儀を行わないように遺志が残っていた場合、遺族としてはどのように対応したらいいでしょうか。基本的に遺言書で明確な法的拘束力があることとしてあげられているのは、婚外子を認知することや未成年者に後見人をつけること、遺産相続に関すること、遺言を執行するのを誰にするのかや葬儀一切を取り仕切る人を誰にするのかなどです。